SILKYPIX Marine Photographyを使ってみた
RAWの現像ソフトとしては市川ラボラトリーのSilkyPixを購入して使っています。他にも色々試したがこれが一番自分の性に合っていました。
そんな市川ラボラトリーから水中写真専用のSILKYPIX Marine Photographyが出るというではありませんか!こんなニッチな商品をよくもまぁ出すものだと感心しつつお試し版を試してみました。
ホームページでは次のようなレタッチ結果が得られるとのこと。これは期待してしまいます。

これが本当なら水中ライトはなくても良いではないですか。特に広角で景色を一面に抑える時はどんな大きなフラッシュを持っていっても光量が足りずカバーし切れないので水中写真の革命になるソフトではないか!とまで期待してしまいました。
で、実際に光量不足で失敗扱いになってしまった写真をレタッチしてみました。あえてソフトのオート機能を基本として「色深度」「水中色偏差」「色復元」の3パラメータのスライダーを若干動かす程度にしてあります。こんな感じになりました。








確かに単純に水中で不足する赤やマゼンダを追加するよりはキレイに自然に再現される気はしましたが、期待したほどではないかな…。Photoshopで自分で追い込んでいけばほとんど同じにできると感じました。やはり「色情報のないところからは色は再現できない」という原則を覆すことはできないか…。
気になったのは一番下の写真のレタッチ。これは全て自然光なのですが手前の砂の色は見事に再現できていますが、奥に行くと急激に色の再現ができなくなっています。実際に色の情報が残っているのが水の影響を受けづらいレンズ近くだけだったのは理解できるので、当然といえば当然なのですが、オリジナル画像を肉眼で見る限り画面手前も画面奥も同じような色調です。つまり、肉眼で確認しながら追い込めば画面奥の砂の色も同じように再現できると思います。これを是非自動化してほしかった。
早く手間をかけずに水中写真をレタッチしていく分にはとても良いソフトですがsilkypixやPhotoshopを使っている人が追加で購入するまではいかないかなぁ。まぁ、開発速度の速い市川ラボラトリーのことだからこれからどんどんと良くなって新機能が追加されることと思うのでそれを待ってみます。
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